Nepalの犬達 vol.1:人々の暮らしと気持ち


2016年3月、ネパールの首都カトマンズに行きました。

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ネパールの宗教は、仏教とヒンドゥー教、その習合が混在しますが、
とてもバランスがとれていて人々が平和にくらしている印象です。

南国で陽気な笑顔爆発!というよりは、
みんなが"微笑み”あって(傷つけあわずor嘘をつかず)、
助け合って生きています。
困っている人がいたら、絶対に助けてあげるものだ、って、
みんながわかっている空気を感じました。
私の国はどうだろう、、、

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タクシーは、絶対にぼったくりません。
むしろ、携帯を貸してくれちゃう!
「ナマステ」と笑顔で挨拶をすれば、もう明日には友達です。

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とは言え、2015年の大地震から一年、当時の生活状況は厳しかったです。
1日の半分は停電していて、
カメラの充電をするのに計画停電の時間を計算したり、
発電機のあるところで借りたりしていました。
水道はひねっても出ないところが多くありました。

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犬たちは、水たまりを飲みます。
場所によっては貧しい国という印象でしたが、
電力や生活が安定していない中で、
人々の気持ちだけは安定してるネパール。
犬への気持ちも同じだと感じました。

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MIKI YAMATO
東京都出身。10歳よりカメラを持ち始め、14歳で暗室を自ら制作。
本格的に写真にのめり込み、
女子美術大学付属高等学校にて美術の基礎を学び、
日本大学芸術学部写真学科では古典技法を学ぶ。
卒業後はフォトスタジオをスタート。
フォトグラファーとしては、
ファッション・音楽関係・主にポートレート撮影がメイン。
獣医だった祖父の後を継ぐべく、
写真家としてできる事として、
6年前よりアニマルポートレートを撮影し始める。
祖父の死を機に愛護活動に参加。
元保護犬・保護猫の家族写真プロジェクトや保健所での撮影、
譲渡会での撮影会やその他写真の力でできる事をテーマに活動中♬
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